今月の投稿: 11月 2017


主役は岩手和牛を使ったすき焼きです!蕩けるように柔らかで、どこまでも上質な甘みと味わい。霜降り肉にありがちなクドさが一切ないのが品質の証しです。さらに、隠し味のフレッシュトマトが一層のさっぱり感を演出いたします。八幡平サーモンを使った焼き〆や、蕎麦がき揚げだし海老せんべいなど、この時期ならではの美味しさでおもてなし致します。  

やまゆりの宿の館内には沢山のアートが飾られています。江戸時代から宿に伝わる物もあれば、主が旅先で気に入り買い求めた物もございます。こちらは、旅先の中国で購入した物です。中国的なモチーフでありながら、軽やかでモダンなタッチがユニークな作品です。

このたび、各お部屋にご人数様分の「湯かご」をご用意いたしました。お風呂に行かれる際は、タオルやお着替えを入れにお使いください。籐で編まれた籠は自然な風合いで、温泉タイムががますます楽しくなる事と思います。

宮沢賢治と交流があった高村光太郎は、賢治の死後、弟の宮沢兼六を頼り岩手に疎開してきました。当初は兼六の家に身を寄せておりましたが空襲に遭い、その後移り住んだのが山林の中の山荘で、7年ほどここで暮らしました。質素な家は秋冬は相当寒かったと思われます。ぜひこの時期にも訪ね、光太郎の心中を感じていただけたらと思います。

やまゆりの宿に到着したら、まずはラウンジで抹茶とわらび餅でご一服してください。自家製のわらび餅はサラリとした涼しげな味です。きな粉をまぶしトロリとした黒蜜をかけ召し上がれ。窓の景色をゆっくり眺めながら、あるいは流れる音楽に耳を傾けながら、旅の疲れを癒してください。

冬メニューに合わせてセレクトしたのがこちらのお酒。地元岩手の「エーデルワイン・メルロー(赤)」は、口当たりが柔らかくボディもしっかりしていますので、すき焼きのようなお肉に非常に合うワインです。岩手月の輪酒造の「大吟醸 宵の月」は、果物を思わせるほのかな香りと口当たりの良さが身上。上品でキリリとした印象です。どんなお料理にも合いますが、お酒そのものを味わう飲み方にもぴったりです。